📚 コラム・学習ガイド

アクチュアリー試験・KKT の勉強法、論点解説、会計・経済・投資理論を築いた偉人たち、 日本の保険業界の礎を作った人々 — 講義とあわせて読むと理解が深まる読み物を毎日更新します。

経済 2026.09.24

ナッシュ均衡とは — 「お互いにとって最適」の見つけ方

過去10年連続で出題されているゲーム理論の中核概念、ナッシュ均衡。利得表からの求め方(下線引き法)、複数均衡やパラメータ範囲を問う問題への対処、混合戦略まで、計算手順を具体例で解説します。

経済 2026.09.18

囚人のジレンマ — 「裏切り」が合理的になってしまう構造

お互い協力したほうが得なのに、個々の合理的判断が全員を損させる。ゲーム理論の代表例である囚人のジレンマを利得表つきで解説し、支配戦略とナッシュ均衡の関係、そして現実の価格競争や環境問題への応用を整理します。

経済 2026.09.05

余剰分析と死荷重 — 価格規制で何が失われるのか

総余剰・死荷重の考え方を、上限価格(家賃規制)と下限価格(最低賃金)の数値例で解説。市場均衡がなぜ効率的なのか、規制が何を犠牲にするのかを面積計算で確かめます。過去10年連続出題の余剰分析の中核テーマです。

経済 2026.09.03

比較優位と自由貿易 — 「全部負けている国」でも貿易で得をする理由

リカードの比較優位を2国2財の数値例で解説。絶対優位との違い、機会費用による特化の決まり方、そして貿易がなぜ両国を豊かにするのかを、貿易の計算問題(過去10年で6回出題)につながる形で整理します。

経済 2026.08.28

消費者余剰と無差別曲線 — 「お得感」を数字で測る

払ってもよい金額と実際の価格の差=消費者余剰、そして選好を図にした無差別曲線と限界代替率。ミクロ経済学の効用最大化を、数値例と図の考え方で初学者向けに解説します。余剰分析(過去10年連続出題の計算テーマ)の土台になる回です。

経済 2026.08.23

税の帰着とは — 消費税は本当に消費者が負担しているのか

税金を法律上納める人と、経済的に負担する人は一致しない——「税の帰着」の考え方を、需要と供給の弾力性から数値例つきで解説。過去10年で7回出題された余剰分析系の計算テーマです。

経済 2026.08.15

伊藤元重『入門経済学』— 経済を「物語」で学べる定番教科書と、その著者を知る

アクチュアリー試験「経済」の指定教科書『入門経済学』(日本評論社)と著者・伊藤元重氏を紹介。ミクロからマクロまでを平易な語り口で貫く本書の構成、試験範囲との対応、効率のよい読み方を解説します。

経済 2026.08.11

【過去問10年分析②】経済 — 計算問題は「4大パターン」に収束する

実試験10年分の集計による経済分野の傾向分析。余剰分析は10年連続、信用乗数とマーシャルのkは各8年、ナッシュ均衡は10年連続——計算問題が4つのパターンに集中している事実と、2020年度以降の正誤判定形式へのシフトを踏まえた対策を解説します。

経済 2026.08.06

価格弾力性とは — 「値上げで売上が増える」の分かれ目

需要の価格弾力性の定義と計算方法、弾力的・非弾力的の判定、値上げ・値下げが売上収入を増やすか減らすかの分かれ目を、数値例と図の考え方で解説します。

🗓️ 今後の公開予定

  • 9/28 — 2027年度アクチュアリー試験 制度改正の全貌 — 経過措置を使い切る
  • 9/29 — 簿記3級からKKT会計へ — 重なる論点・重ならない論点
  • 9/30 — 棚卸資産の評価方法 — 先入先出法・平均法・売価還元法
  • 10/1 — 繰り返しゲームと協調 — なぜ「しっぺ返し」は強いのか
  • 10/2 — 状態価格とリスク中立確率 — 「確率を付け替える」発想
  • 10/3 — 【世界の偉人⑧】ジョン・ヒックス — ケインズを1枚の図に翻訳した男
  • 10/4 — 生保アクチュアリーの仕事 — 商品開発・決算・ERMの現場
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